KIRIYA Research group
Organic-inorganic hybrid interface research group @ the university of tokyo
トピック:二次元物質と有機分子の境界面/二次元半導体工学/量子物性・デバイス開拓/自発性を示す機能デバイス原理
2種以上の物質が接触すると、『界面』を生じます。ごく当たり前の現象ですが、界面は科学および工学において重要な研究対象です。例えば、トランジスタなどの電子デバイスの駆動原理や、スピンや電子を扱う物性場、化学における反応場など、界面が鍵を握る例は数多く知られています。
私たちは界面について、複数の分野を融合した視点から研究をすすめております。特に、半導体工学や量子工学へ、化学的な視点を融合した新たな価値を模索しています。
具体的には、分子性物質(有機物質)と無機物質の融合に着目をしております。分子性物質は柔らかく変化に富んでいます。細胞をはじめとする生命の根本的な材料でもあります。一方で、無機物質は硬く構造の変化は少ないのですが、高い物性値を示します。電子デバイスの構成要素です。この異なる2つの物質を融合することで、例えば下記の研究を進めています。
①自発性を有する高機能デバイス
②刺激や環境に対して、応答や変形する電子デバイス
③特定の刺激に特異性を示すセンサー原理の開拓
④量子物性や量子デバイスの創出
⑤新たな電子デバイスや電子材料の開拓
本研究室では、化学、物理、デバイス工学、量子工学、流体工学、生物物理学など多様な学問分野を混ぜ合わせ、多岐にわたる国内外の研究者とディスカッションを重ねることで、新たな学術的価値の創出を目指しています。
______________________________________________
2024/10/1 刘さんが研究室に加わりました。これからよろしくお願いたします!
2024/10/1 セベックさんがJSPS外国人特別研究員として活動を開始しました。
2024/9/20 第85回応用物理学会(@新潟)で研究室メンバーが発表をしました。
2024/9/4 桐谷がInternational Conference on Solid State Devices and Materials (@姫路)で講演をしました。
2024/9/2 セベックさんが加わりました。これから宜しくお願い致します!
2023/7/2 桐谷がTSMC-UTokyo Semiconductor Technology Research Symposiaで講演をしました。
2024/5/19 桐谷がIUMRS-ICEM (@Hong Kong)で講演をしました。
2024/5/15 インターンシップ生として参加されていたサラさんが、最終日を終えました。今後のご活躍を祈念しております!
2024/ 5/13 桐谷が理研で開催されたワークショップで講演をしました。
2024/4/15 桐谷がGX実現に向けた異分野連携シンポジウムで講演をしました。
2024/4/3 北大の竹井先生、中村さん、江崎さん、松村さんの論文がACS Appl. Mater. Int.に採択されました。おめでとうございます!
2024/4/1 劉さん、李さん、徐さん、直井さん、藤田さんが加わりました。これから宜しくお願い致します!
2024/3/23 第71回応用物理学会春季学術講演会でJainさん, Elamaranさん, 松山君、四谷君、小林君が発表をしました。
2024/3/13 桐谷が第7回分子ロボティクス年次大会で講演をしました。
2024/3/4 フンボルト大学ベルリンよりサラさんがインターンシップ生として加わりました。短い期間ですが、よろしくお願いします!
2024/1/11 JAIST-NMND2023(@Kanazawa)で松山君が発表をしました。
2023/12/27 桐谷が分担執筆をさせて頂いた遷移金属ダイカルコゲナイドの基礎と最新動向(シーエムシー出版)が発行されました。
東京大学総合文化研究科広域科学専攻相関基礎科学系/統合自然科学科
住所: 〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1 16号館502室 (アクセス)