KIRIYA Research group
Organic-inorganic hybrid interface research group @ the university of tokyo
トピック:二次元物質と分子化学の融合研究/二次元半導体工学/量子物性・デバイスの開発/自発性を示すデバイスの開拓
2種以上の物質が接触すると、『界面』が生じます。ごく当たり前の現象ですが、界面は科学および工学における重要な研究対象です。例えば、トランジスタをはじめとする電子デバイスの駆動原理や、スピンや電子を扱う物性場、化学における反応場など、物理・化学現象において界面が鍵を握る例は数多く知られています。
私たちは界面について、複数の研究分野を融合した視点から研究をしています。特に、半導体工学や量子工学へ、化学を融合することで新たな価値を探究しています。
具体的な物質として、分子性物質(有機物質)と無機物質の融合に着目をしております。
これらの物質は、異なる性質を示します。分子性物質は柔らかく変化に富んでいます。一方で、無機物質は硬く高い物性値を示すという特徴を持ちます。この異なる2つの性質を融合しつつ、複数の学問分野を跨いだ視点により、例えば下記の研究を進めています。
①自発性を有する電子デバイス
②環境に応答・変形するデバイス
③物質の物性の潜在値を引き出す手法開拓
④特異的なセンサー原理の開拓
⑤量子物性や量子デバイスの創出
本研究室では、化学、物理、デバイス工学、量子工学、流体工学、生物物理学など多種多様な学問分野を混ぜ合わせ、多岐にわたる国内外の研究者とディスカッションを重ねることで、新たな学術的価値の創出を目指しています。
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2022/12/16 第8回サイボウニクス研究会に参加をしました。中本君、望月君が優秀研究・発表賞、松山君が優秀研究・オーディエンス賞(ポスター賞)を受賞しました!おめでとうございます!
2022/12/09 中本君の単層2D物質の選択的単離の論文をChemRxivに公開しました。
2022/12/09 桐谷が駒場物性セミナーで講演を致しました。
2022/12/05 桐谷がThe 4th East-Asia Microscopy Conferenceにおいて講演をしました。
2022/11/14 望月君が応用物理学会関西支部75周年講演会において優秀賞を受賞しました!おめでとうございます!
2022/11/07 中原君、中本君、望月君が応用物理学会関西支部75周年講演会で発表をしました。
2022/11/01 酒井さんが研究室に加わりました。これから宜しくお願い致します!
2022/10/11 桐谷が242nd ECS meeting(@アトランタ)において講演をしました。
2022/10/04 木村君の水溶液下における高発光2D半導体の論文がLangmuirにアクセプトされました!
2022/9/21 福井君、松山君、中本君、四谷君、望月君が第83回応用物理学会秋季学術講演会で口頭発表をしました。
2022/09/01 M2の中原君が東京に移りました。M2も残すところあと僅かですが、宜しくお願い致します!
2022/08/22 M1の望月君が東京に移りました。これから宜しくお願い致します!
2022/08/19 M1の小林君が研究室に加わりました。これから宜しくお願い致します!
2022/08/09 桐谷がTSMC-UTokyo Symposiumにおいて講演をしました。
2022/08/05 M2の中本君と四谷君が東京に移りました。これから宜しくお願い致します!
2022/07/25 D1の松山君が東京に移りました。これから宜しくお願い致します!
2022/07/25 2D半導体の高発光化のレビュー論文がNano Expressにアクセプトされました。
2022/06/17 桐谷が駒場サイエンス倶楽部にて「分子化学で魅せる半導体工学」という題で研究内容を紹介しました。
東京大学総合文化研究科広域科学専攻相関基礎科学系/統合自然科学科
住所: 〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1 16号館501A室 (アクセス)